身体のプロが教える武道

健陽会だから身につく事

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年齢による適切な運動とは?

健陽会では道場生の発育を大きくサポートさせる目的で、武道を通じ様々な運動を行うことで体と脳を同時に刺激していきます。
子どもの運動能力はいつ決まるのか?
実は…最大限に成長の可能性を伸ばし、さらに短所の克服さえ可能な時期が人生には一度だけあるのです!

プレゴールデンエイジとは

先ずは3〜8歳の期間での「プレゴールデンエイジ」と呼ばれるタイミングです。
主に、体を動かすことの楽しさを育んでいく時期となり、興味を持つ事を色々とやることが一番大切になります。
この時期の子どもの身体は「視機能」「神経系」の発達が著しい時期で、基本動作やコミュニケーション能力、巧緻動作を身につけるのが、このプレゴールデンエイジです。
この年代の子どもたちには特定のスポーツをさせること以上に、たくさん体を動かせてあげることが大切です。
様々な動作を行い神経の配列を整えることで、動作の習得や調整力(リズム・バランス・タイミング・巧緻性協応性など)を養います。
鉄棒や自転車など、この頃に覚えた動作は、久しぶりに行ってもすんなり出来るのは、神経回路が確立されている為です。
健陽会では、この時期の子ども達にはマット運動や、指導者の動きをよく見てマネをさせる練習などを主体とし、身体の感覚機能を伸ばしつつ武道の基本動作を身に付ける稽古を指導しています。

ゴールデンエイジとは

次に、9〜12歳の期間である「ゴールデンエイジ」と呼ばれるタイミングです。
子どもの神経系の発達がほぼ完成して行く時期になり、この時期は技術やスキルを身につけやすい時期なのです。身につけた技術は一生忘れないとも言われており「脳・神経が柔らかいこと」と「筋・骨格系・動作習得の準備性」の両方が高い水準で整っているため技術習得に最も適した絶好期です。
精神面でも自我が形成されてくるころだけに、戦術や状況判断などを考えさせるには最適です。
また、成長の最も見込めるこの時期に鍛えられた身体や基礎を作ることは、ケガ防止にも繋がります。
この時期になると、武道的な型や、防具を付けた状態での実戦的な稽古を始めます。
また、正しい動作の意味とその活用法を考えさせ実行させることにより、更なる身体機能の向上を図ります。

“健陽会”では、この貴重な約10年間の間に日本古来より伝わる伝統武道を、治療家であり身体のプロである指導者が解剖学・運動学の知識を用いて指導する事により、道場生の最大限の身体機能の獲得を目指します!

いくつになっても目指せる整った身体機能

もちろん!この時期を超えている道場生でも、身に付けられる技術や身体機能は沢山あります。
そもそも、どうして我々がここまで武道と運動学を結びつけるのかと言うと、武道の技術ケガのしにくい身体・快適に過ごせる整った身体というのは、突き詰めれば突き詰めるほど互いに直結しているということに気付いたからなのです。
先ず、治療家としてケガをしない、そして痛みの出にくい身体作りについて運動学を学んでいたら、元々武道家として培ってきた武道における正しい姿勢基本動作が、運動学における必要な基礎要素そのものであることに気が付きました。
すると、武道の技術を磨けば磨くほどに本来人間が獲得するべき身体機能の多様性と可能性を新たに発見する事ができたのです。
つまり、これらの技術と知識を身に付けるという事は、ケガの予防ができ、更には武道家としてだけでなく他のスポーツや日常生活におけるパフォーマンスの向上にも繋がるのです。
健陽会では、これらの伝統武道の魅力をまずはここ葛飾の町から幅広い年齢層に広め、数多くの成功体験と達成感を共有し、それぞれの人生における活躍の場所になれるよう目指しております。

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